珍ケース…横綱不在の九重部屋力士が弓取り式

[ 2010年5月8日 06:00 ]

 【大相撲夏場所】今場所から弓取り式は宮崎県出身で三段目の千代の花(九重部屋)が行うことになった。

 弓取り式は横綱のいる部屋の幕下以下の力士が担うのが最近の慣例。07年夏場所から高砂部屋の男女ノ里が務めていたが、同部屋の横綱・朝青龍が2月に引退。男女ノ里の控えとして、既に巡業などで弓取りを行っていた千代の花に大役が回ってきた。現在、九重部屋に横綱はおらず、近年では珍しいケース。千代の花は「普段からあまり緊張しないので大丈夫。(弓も)落とさないと思う」と頼もしかった。

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2010年5月8日のニュース