【金沢大学】ＹＫＫと「男女共同参画の推進に関する協定」締結

協定を締結した金沢大学の山崎光悦学長（左）、ＹＫＫ株式会社大谷渡 取締役副社長
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　金沢大学は、ＹＫＫ株式会社と「男女共同参画の推進に関する協定」を締結した。これは、女性研究者・技術者の活躍をさらに推進することを目的としたもので、１１月２４日には協定締結式を開催した。

　日本では女性の研究者・技術者の割合が低く、理工系分野では特に低い傾向にある。

　こうした中、同大学はものづくり分野、理工系分野において、以前からつながりが深かったＹＫＫ株式会社と「男女共同参画の推進に関する協定」を締結した。両者ともに同様の協定を企業、大学と結ぶのは初めて。今後「北陸地域におけるダイバーシティ研究環境整備の牽引」や「女性研究者・技術者の研究力向上とそれを通じたリーダー育成」、「次世代研究者・技術者育成を含めた女性研究者・技術者の上位職への登用促進のための基盤作り」を一層推進していく。

　なお、同大学は２０１３年に北陸地域の女性研究者ネットワークとしてＨＷＲＮ（Ｈｏｋｕｒｉｋｕ　Ｗｏｍｅｎ　Ｒｅｓｅｒｃｈｅｒｓ’Ｎｅｔｗｏｒｋ）を発足。ＹＫＫ株式会社をはじめ、他の企業や教育機関、公設試験研究機関などと連携しながら女性研究者支援の普及にも取り組んでいる。