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【学習院女子大学】「ゴールするランナーたち オリンピックと芸術」開催

[ 2016年11月10日 05:30 ]

 学習院女子大学(東京都新宿区)は11月23日まで展覧会「ゴールするランナーたち オリンピックと芸術」を開催。オーストリアの画家ルドルフ=ヘルマン・アイゼンメンガーの作品「ゴールするランナーたち」と畑正吉のブロンズ彫刻「スタート」を展示している。また、最終日には元マラソン選手の有森裕子氏によるトークショー「走る」も開催する。入場無料。

 かつてオリンピックにはスポーツ競技とともに芸術競技があった。近代オリンピックの創始者であるクーベルタン男爵の強い意志により、1912年ストックホルム大会から48年ロンドン大会まで7回にわたり、絵画、彫刻、建築、音楽、文学の分野で各国の作家がオリンピック期間中に作品を展示しメダルを競った。

 20年に開催される東京大会では、文化芸術イベントの開催が予定されている。

 こうした中、同大学では、オリンピックと芸術の歴史に光を当てることで、理解を深めてもらうことを目的に展覧会を開催する。

 本展覧会はスポーツアーカイブズの構築に向けた共同研究の一環として開催されるもので関心を喚起することも目指している。

 会場では36年ベルリン大会の芸術競技に出品され、絵画部門の最優秀作品として銀メダル(金メダルは該当者なし)に輝いた、オーストリアの画家ルドルフ=ヘルマン・アイゼンメンガーの作品「ゴールするランナーたち」を洗浄・修復し、77年ぶりに公開。また、同大会に参加した畑正吉のブロンズ彫刻「スタート」も展示する。

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