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【千葉商科大学】産学連携の新商品「ま~るいメロンデニッシュ」発売

[ 2016年11月7日 05:30 ]

産学連携から生まれた新商品「ま~るいメロンデニッシュ」

 千葉商科大学(学長代行:鈴木春二)商経学部(学部長:太田三郎)と千葉県立銚子商業高校(校長:林道行)は、山崎製パン株式会社千葉工場、JAちばみどり、JA全農ちばと連携し、千葉県旭市飯岡地区の特産品「貴味メロン」を使用した「ま~るいメロンデニッシュ」を共同開発した。商品は11月1日から千葉県内および関東地区の量販店、コンビニエンスストアで販売を開始した。

 商経学部と銚子商は2015年度に締結した高大連携協定の下、地域の企業・団体と連携した地域活性化のための商品開発を実践的に行うプロジェクトを立ち上げ、昨年11月に山崎製パン千葉工場、JAちばみどり、JA全農ちばとともに「四角いメロンパン」を発売し、ヒット商品となった。

 今年度は大学生15人、高校生36人からなる商品開発プロジェクトが6月にスタート。両校の学生による60種にも及ぶ商品企画案の中から、アイデアの斬新性や製造可能性などを検討した結果、デニッシュパンの商品開発に着手した。その後、3回の試食会において、味や形状について意見を出し合い、約4カ月の期間を経て製品が完成した。

 製品は「貴味メロン」のピューレ入りメロンシートを折り込んだデニッシュに、メロンホイップがサンドされた、豊かな風味とほどよい甘さが特長の仕上がりになっている。商品名やパッケージのデザインにも学生たちのアイデアが採用されている。発売後は、両校の学生による対面販売も実施する予定だ。

 6次産業化に取り組むJAちばみどり、JA全農ちばでは「貴味メロン」の規格外品をピューレにして供給することで、生産者の所得向上、ひいては地域活性化をめざす。同取り組みは、授業で学んだ知識を使って商品開発を実践する力を養うだけでなく、千葉県内の産学が連携した「千産千消」製品として、千葉県特産物のPRにも貢献する。

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