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【京都橘大学】「清水焼陶灯器セット」開発、伝統産業の魅力発信

[ 2016年9月10日 05:30 ]

清水焼陶灯器
Photo By 提供写真

 京都橘大学(京都市山科区、学長・細川涼一)の学生と教員による清水焼陶灯器研究開発プロジェクト(以下、陶灯器プロジェクト)は、清水焼と和蝋燭(ろうそく)で幻想的な空間を演出する灯りのイベント「やましな駅前陶灯路」事業への地域住民の関心を高めるとともに、山科や京都の伝統産業の魅力を発信し、地域の活性化を図ることを目的とし、清水焼団地協同組合(京都市山科区)とのコラボ商品「清水焼陶灯器セット」を研究開発した。セットは10月1日から販売を開始する。

 コラボにいたった経緯は同大学で実施する「京都地域連携PBL-陶灯路編-」(担当教員:現代ビジネス学部都市環境デザイン学科・小辻寿規助教)において、陶灯路事業の魅力をいかに発信すれば、地域住民により親しまれるようになるかを検討していたところ、陶灯路をいつでも、どこでも、身近に楽しめる商品開発が学生より提案された。商品開発を実施すべく受講学生および同大の陶灯路関係者の教員で、陶灯器プロジェクトを立ち上げ、清水焼作家や地域の洋菓子店、京・和蝋燭メーカー、地域の紙箱メーカー(株式会社光栄紙工、京都市山科区)に協力を依頼し、共同開発を行い、清水焼団地協同組合より発売されることになった。

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