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【摂南大学】学食で気仙沼市特産メカジキを使った「メカカレー」販売

[ 2016年6月3日 05:30 ]

学生の提案によるメカカレー
Photo By 提供写真

 摂南大学(学長:八木紀一郎)の食堂で、宮城県気仙沼市の特産の一つであるメカジキを使ったカレー「商品名:メカカレー」を販売した。これは同大経済学部植杉大ゼミの学生らの提案によるもので、被災地の地域ブランド形成に関する研究活動の一環として実施したもの。ゼミでは今後メカジキのブランド化戦略に取り組んでいく。

 植杉ゼミはかねてより気仙沼で震災復興状況調査を行っており、今年で5年目を迎える。

 販売期間内には同食堂で、関西圏における気仙沼に関する認知度や、現地の食品や商品を購入することでできる復興支援に関する意識調査なども同時に実施。今夏に気仙沼市に対して提案予定のメカジキのブランド化戦略のためのプレゼンテーション基礎資料とする。

 気仙沼市は、スローフードやスローライフの考え方から派生してできた、環境に優しく人間等身大の生き方を目指す「スローシティ」の認定(チッタ・スロー協会=本部:イタリア)を、日本で唯一受けている。

 メカジキは、地元の食材として気仙沼市が大事にしているもの。今回の取り組みは、そのメカジキを気仙沼から遠い関西でも流通させていけるのかを検証する活動で、今後は学外での提供方法も検討していく。

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