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【テンプル大学】ジャパンキャンパスが行うグローバル視点の地域貢献

[ 2015年9月7日 05:30 ]

異文化体験授業でノルウェーの紹介をするTUJ学生
Photo By 提供写真

 テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ、東京都港区/学長:ブルース・ストロナク)は、日本にある米国の教育機関として、地域貢献を重要な使命の一つに位置づけている。2006年に港区と「連携協力に関する基本協力書」締結以後、さまざまな地域活動に注力。世界約60カ国から集まった学生・教職員が在籍するTUJならではの国際色あふれるユニークな活動は、他地域から視察だけでなく、実際に参加の輪が広がり、さらなる発展を遂げつつある。

 小中学生のための「国内留学」プログラムは、港区連携事業として06年から中学生、08年から小学生向けに夏休み期間中、短期英語プログラムを開催している。港区内の小学5・6年生と中学2・3年生を対象に、英語のみの環境で英語を学ぶプログラムとして始まったが、09年からは港区外の生徒にも門戸を広げ、昨年度(14年度)までに延べ637人の小中学生が参加。今年は小学生クラス74人、中学生クラス137人と過去最多の参加者を迎えた。

 また、06年からTUJの学生や教職員が、アシスタントとして港区の小中学校で行われている異文化体験授業に参加している。これまでに港区立小中学校へ、ドイツ、フランス、スイス、ロシア、ブルガリア、フィンランド、ノルウェー、中国、インド、スリランカ、モンゴル、ネパール、韓国、セネガル、サウジアラビア、オーストラリア、タヒチ、ペルー、ブラジルなどの出身の学生・教職員を派遣。パワーポイントを使って出身国を英語・日本語で紹介し、民族衣装を身にまとうなどして生徒の興味を引き出す授業の手伝いをしている。これまでに30カ国以上から、延べ370人のTUJの学生・教職員が、延べ15000人の港区の小中学生に自国の文化を紹介してきた。

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