×

大学Information

【帝京大学】清水建設とワークショップ・プログラムを実施

[ 2015年8月26日 05:30 ]

プレゼンテーションの模様
Photo By 提供写真

 帝京大学八王子キャンパスキャリアサポートセンターは7月31日~8月7日、清水建設株式会社とワークショップ・プログラム(PBL)を実施。同社からの課題「女子学生の関心度や理解度を上げるにはどうしたらよいか」について、女子学生らがプレゼンテーションを行った。

 PBL(Project-Based Learning)とは、企業から提起された課題(プロジェクト)に対して、学生たちがその解決法やアイデアをまとめ、企業に対して直接プレゼンテーションを行う実践形式の学習プログラムのこと。同キャンパスキャリアサポートセンターでは、昨年度よりPBLを取り入れており、2回目となる今年度は、清水建設とタイアップして実施した。

 同社からの課題テーマは、「女子学生の関心度や理解度を上げるにはどうしたらよいか」。建設は男性の仕事というイメージがいまだ根強く残っており、女子学生になかなか目を向けてもらえない。いかにすれば女性社員を増やして、女性の活躍推進が図れるか、という企業の課題が与えられた。

 今回は、同大のブランドイメージの一つでもある「スポーツ」をキーワードに、体育局に所属するアスリート女子学生13人が参加。学生は3チームに分かれ、ワークショップを通じて、女子学生を引きつけるための施策を考えた。

 オリエンテーション当日の同社への質疑応答では、参加者全員が積極的に質問し、またワークショップにおけるアイデア出し、資料作成など、限られた時間の中で、日々のトレーニングで培ってきた目標達成能力を存分に発揮した。最終日の同社の担当者に向け、アスリート女子ならではの意見を織り交ぜた、3チームそれぞれオリジナリティーあふれるプレゼンテーションを行った。

 総括では、同社担当者8人からコメントを受けた。各チームからの提案に対しては、ダイバーシティー推進室を中心に、今後具現化できるようにしていきたいという意見をもらった。

続きを表示

バックナンバー

もっと見る