【昭和大学】藤が丘病院、リハビリ病院に中高生が壁画制作

藤が丘病院２階外来前
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　昭和大学藤が丘病院と藤が丘リハビリテーション病院（横浜市青葉区）に、中高生が制作した壁画が完成した。トキワ松学園中学校高等学校（東京都目黒区）と橘学苑高等学校（横浜市鶴見区）の生徒が、夏休みを利用してボランティアで制作。７日に完成した。四季折々の植物や動物などがダイナミックかつ色彩豊かに描かれた壁画によって、無機質だった病院の空間は、患者や職員の心を和ます癒しの空間に生まれ変わった。

　藤が丘病院２階外来前の壁画は、トキワ松学園中高美術部の生徒とＯＧ、教員の２６人によって描かれた。制作期間は７月２９日から８月７日の８日間。壁画は開かれた４つの扉からさまざまな動物たちの世界をのぞき込むようなデザインで、キリンやゾウ、イルカたちが生き生きと描かれている。

　藤が丘リハビリテーション病院の階段室の壁画は、昨年に続き橘学苑高校デザイン美術コースの生徒３３人によって描かれた。制作期間は７月２８日から８月７日。壁画のタイトルは「夕涼み」で水面を泳ぐ金魚や、水草などが色彩豊かに描かれている。

　制作中も多くの患者が足を止め「すてきな絵ですね」「完成が楽しみ」と笑顔を見せていた。