【ヤマザキ学園大学】50周年に向け学費減額と２専攻制を導入

　ヤマザキ学園大学は、２０１７年の創立５０周年に向けた学校法人ヤマザキ学園の記念事業の一環として、教育環境のさらなる整備を目指し、来年度よりの学費減額と２専攻制を導入する。

　（１）１６年度から学費減額　学費の減額幅は入学金を含めた納入金で約１７％、在学生の学費で約１０％となる。現在、同大学は南大沢キャンパスに新校舎を建設中で、来年４月に竣工予定。今回決定した学費減額は、これまで南大沢と渋谷の２キャンパスで行っていた大学教育を原則として南大沢キャンパスに一本化し、経営効率を高めることによるコスト削減効果を反映させたもの。

（２）１６年度から２専攻制を導入　同大学は１０年の４年制大学開学以来、３年次より学生の志向に応じ「動物看護」「動物応用」「動物介在福祉」のゆるやかな３コース制を敷いてきた。しかし、１期生・２期生の就職状況においてその４割以上が動物病院以外の動物関連産業に就いている実績に鑑み、１６年度入学生からは、卒業後の進路をより明確化させ内外に訴求するために２年次より「動物看護学専攻」と「動物人間関係学専攻」の２専攻制に改める。