【清泉女子大学】「旧島津公爵邸竣工100年記念フォトコンテスト」開催

　清泉女子大学（東京都品川区）は、本館として利用する「旧島津公爵家袖ヶ崎本邸洋館」の竣工１００周年を記念してフォトコンテストを開催。「コンドルの建てた西洋館」をテーマに、旧島津公爵邸の歴史と美を表現した作品を募集する。それに伴い、４月５日にはオープニングイベントを開催。当日は、学生ガイドによる邸内案内のほか、写真家の土田ヒロミ氏による写真撮影指導などが行われる。入場無料。要事前申し込み。

　同大学本館は、日本の近代建築の礎を築いた英国人ジョサイア・コンドル（Ｊｏｓｉａｈ　Ｃｏｎｄｅｒ、１８５２―１９２０）晩年の代表作として知られ、２０１２年から東京都指定有形文化財に指定されている。１９１５年に建物が竣工、２年後には内装も完成して落成披露が行われた。そのため、清泉女子大学では、２０１５―１７年を「本館竣工１００年記念」と位置づけている。

　このたび、ほぼ当時のままの姿で残され、今も現役の学舎として活用されている旧島津公爵邸を特別に一般公開し、フォトコンテストを開催。歴史と美を表現した作品を募集する。