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柴崎、決定力の差に泣く…青森山田、3回戦で散る

[ 2011年1月3日 19:04 ]

 【高校サッカー 青森山田0―2滝川二】優勝候補の一角、青森山田が3回戦で散った。Jリーグ1部の鹿島入りするMF柴崎主将は「相手は好機をしっかり決め、僕らは決められなかった。大きな差があった」と潔く敗北を認めるしかなかった。

 前半10分に先制され、その後も相手の2トップを中心としたスピードある攻撃に手を焼いた。後半ロスタイムには、カウンター攻撃から2点目を失って万事休した。
 柴崎は繊細なパスやボール扱いで非凡さを示したが、ゴールから遠い場所でのプレーに終始。「守備的MFとDFの間にスペースができなかった。飛び出すタイミングを探していたが、それもなかった。実力不足を痛感」と自分を責めた。
 柴崎の目は真っ赤。「悔いはない。区切りを付けて、プロの世界で一気に爆発できるようにしたい」と話し、高校サッカーに別れを告げた。

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2011年1月3日のニュース