日章学園“全中連覇世代”で静学破り、九州勢で唯一８強

　【高校サッカー　日章学園０―０（ＰＫ４―３）静岡学園】日章学園中時代に全国大会で２連覇した３年生中心に強敵を破った。日章学園が８度目の出場で初めての８強入り。全日本ユース選手権４強の静岡学園と真っ向勝負し、ＰＫ戦で４人全員が決めて勝利を手にした。

　九州勢で唯一、３回戦を突破。１０番を背負う福満は「中学の実力が本物というのを証明するには、高校でも優勝しないといけない」とプライドをのぞかせた。
　オーソドックスな４―４―２の布陣で、基本技術の高さや球際の強さが光った。主将の福満や監督の息子である早稲田らは中学でもともにプレーし、チームワークの良さは際立っている。
　過去に何度も頂点に立った九州の強豪の仲間入りを目指す。早稲田監督は「九州と言えばやっぱり鹿児島実、国見、東福岡。早くそういったところに肩を並べたい」と話した。