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前橋育英、後半一気!2戦連続の4得点で大勝

[ 2011年1月3日 06:00 ]

<前橋育英・室蘭大谷>後半ロスタイム4分、ゴールを決めた前橋育英・小島(右から2人目)はチームメートと喜び合う

 【全国高校サッカー・前橋育英4-0室蘭大谷】後半ロスタイムに主将のMF小島がダメ押し弾を決めて、前橋育英が2試合連続の4得点で大勝。浦和入りが決まっている元U―17日本代表ボランチは、3年連続出場の全国高校選手権で初得点にも「きょうは自分が駄目だった。(得点は)頑張ってくれた守備陣に恩返しです」と笑顔は控えめだった。

 前半は引いて守る室蘭大谷を崩せずに0―0と苦戦。中盤の底でゲームを組み立てる小島はパスの出しどころがなく「縦パスが引っかかってしまった」。それでも試合中に修正できるのが宇佐美(G大阪)らともプレーした“プラチナ世代”の実力。後半13分に相手DFの裏へ走ったFW小牟田へロングパスを通して、MF白石の先制点の起点となった。兄・聖矢は07年度の流通経大柏の優勝メンバー。兄の母校と対戦する3回戦に向けて「アニキはどちらを応援するか分からないが、勝っていい報告がしたい」と必勝を誓った。

 ▼室蘭大谷DF櫛引 前半はゴール前で体を張れたが、後半は走れなくなったり集中力が切れた部分があった。プロでは早くスタメンで出て、お世話になった人に恩返ししたい。(J2札幌入りが内定)

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2011年1月3日のニュース