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縁起が悪い!?練習場は「ドーハの悲劇」の舞台

[ 2011年1月3日 06:00 ]

大阪府内の宿舎に到着した本田

 日本代表は2日、アジア杯(7日開幕、カタール)に向け、天皇杯決勝組らを除く17選手が大阪府内のホテルに集合した。チームは3日に日本を出発し、9日の初戦ヨルダン戦に向け4日から本格的な練習を開始する。だが、関係者によると、現地では練習場として「ドーハの悲劇」の舞台となったアルアリ・スタジアムを使用することが決まったという。

 93年10月28日、日本代表は94年W杯アメリカ大会のアジア最終予選の最終戦でイラクと対戦。勝てば初のW杯出場が決まるはずだったが、ロスタイムに同点弾を決められW杯切符を逃した。現代表に当時を知る選手はいないが、日本サッカー界にとっては今も忘れることのできない悲劇だけに縁起が悪いのも確かだ。
 また、予選で同グループの4チーム中2チームが同じ練習場で練習を行い、全4チームが同じ宿舎。決して試合に集中できる環境とは言い難いが、それでも関係者は「(ドーハの)悲劇を歓喜へと変える」と強気。ザックジャパンが逆境をはね返して目標の優勝へと突き進む。

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2011年1月3日のニュース