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大宮入りの清水2発!西武台 埼玉勢10大会ぶり8強

[ 2011年1月3日 19:02 ]

 【高校サッカー 西武台2―0作陽】これからも幾度となく踏むピッチで、背番号14のストライカーが躍動した。NACK5スタジアム大宮を本拠地にするJリーグ1部の大宮に入団する西武台のFW清水が2得点。埼玉県勢として10大会ぶりのベスト8入りに導いた。

 前半22分に縦パスを受けると相手に囲まれながらも反転して力強く抜け出し、右足で先制ゴール。後半21分には左クロスを相手の前に飛び込んで頭で合わせた。「勝てて良かった。負けていたら最悪のイメージで(プロに)行くことになるので」と無邪気に笑った。
 県大会準決勝も同じ会場で2得点した。「やりやすい。下が硬いので踏ん張れる」と相性の良さを強調した。競り合いでの体の強さも発揮し、1回戦から3試合連続の通算4得点と頼もしい活躍を続ける。
 守屋監督は「びっくりするくらい。ただ勝負どころに強いのはサッカーで飯を食っていく選手にとって一番大切」と勝負強さに目を細めた。インターハイ4強に続く快進撃を、エースFWが引っ張る。

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2011年1月3日のニュース