SGカウントダウンコラム

水面特性 SGグランプリあと2日、クイーンズクライマックスあと10日

[ 2014年12月16日 05:30 ]

ボートレース平和島の水面
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 グランプリが開催される平和島は、運河の奥に位置した海水の水面。満潮時には1M側でうねりが発生する時がある。最近1年(13年12月~14年11月)の1コース1着率は42%。年々、この数字は上昇しているが、それでも全国平均よりはまだ5%以上も低い。特に冬場はホーム向かい風の日が多く、センターやアウトからの攻めが最も決まりやすい時季と言えるだろう。現行エンジンは6月から導入。機力相場は固まっており、53号と70号がエースの座を分け合っている。この2強に次ぐ評価できるのは11号、36号、40号、78号の4機だ。

 一方、クイーンズクライマックスが行われる住之江は、工業用水を利用した淡水のプール。こちらの最近1年の1コース1着率は52%で、平和島とは対照的に全国平均を約5%上回っている。風向きも、冬場は平和島と正反対のホーム追い風が吹きやすい。イン有利に拍車が掛かる季節だ。現行エンジンは3月に使用開始。最近は37号、69号、50号、51号などが高い評価を得ている。エース機の呼び声が高かった19号は近況、アクシデントが多く下降気味。

 17日は平和島グランプリ、住之江クイーンズクライマックスの総展望を掲載する。

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