85年阪神戦で3連発被弾の槙原寛己氏 大谷“3者連続弾”に相手投手は「投げるマシーンに…」

[ 2023年4月24日 12:58 ]

1985年4月17日、甲子園球場で岡田に3者連続本塁打となる中越えアーチを被弾する槙原
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 元巨人の槙原寛己氏(59)が24日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。エンゼルスの大谷翔平投手(28)の“3者連続”5号本塁打についてコメントした。

 大谷は23日(日本時間24日)のロイヤルズ戦の6回、ウォードの同点弾、トラウトの勝ち越し弾に続いて、“3者連続本塁打”となる5試合ぶりの右中間5号ソロを放った。エンゼルスの3連発は、2019年6月8日のマリナーズ戦の4回に菊池雄星からラステラ、トラウト、大谷が記録して以来4年ぶり。

 1985年4月17日に甲子園でバース、掛布、岡田に3連発を浴びた槙原氏は「きょうの(コメンテーターの)キャスティングは前から決まっていたんですけど、(自身の)3連発のことは絶対に言われると思ってた」と言い、「僕は相手投手に気持ちが入っていって、また今度頑張れよと思って。今季0勝4敗になっちゃったんです。ここからまた頑張れよって僕は思った。皆さんとは違う見方ですけど」と相手投手ライルスを気遣ってみせた。

 そして「シュチュエーションもほぼ同じで、勝ってる状態から(バースに)逆転3ラン。このへんまではまだ意識があったんですけど、次の掛布さんで(意識が)なくなるんですよ。それでいうと大谷君の本塁打というのは、投手は抑えようというよりも投げるマシーンになっちゃってる」と自身の経験を踏まえて解説。「僕は(岡田の本塁打は)覚えてない。今思うと捕手のサインに“ああ、それですね”って投げただけで自分の意思はなかった。この日は眠ることができた?何も覚えていません」と振り返っていた。

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