さんま サイン求められても断らない理由 ある少年が20年後に…「これは断っちゃダメ」

[ 2021年7月10日 21:31 ]

明石家さんま
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 お笑いタレントの明石家さんま(66)が10日放送のNHK総合「第9回明石家紅白!」(土曜後7・30)に出演。ファンからのサインを断らない理由を明かした。

 「Kis―My―Ft2」の千賀健永(30)は、街で声をかけられた際にサインを求められるが「ウチの事務所はサインがダメなんですよ」と悩みを吐露し、さんまに「サインのうまいかわし方」のアドバイスを求めた。さんまは「俺は『神対応』日本一やと思うんで、サインを断ったことない」と誇らしげに語った。

 それでもサインをする時には「今、サインすると大変になりますけどいいですかって本人に確認するときある」と明かした。さんまは1人にサインをしている間に長蛇の列ができてしまい「それで散々商店街にエラい迷惑をかけたことある」と振り返った。そして「1人(サインを)すると大変なんですって正直に言うかやな。それか、字が書けないですって」とボケを入れつつ千賀にアドバイスした。

 さんまは「俺、でもね、一度割り箸の袋に書かされたことあって『もう腹立つな』って。食堂でね」と許せなかったことがあった。しかし「それを、新幹線で20年経ってから、その中学生がサラリーマンになって、財布からその箸袋を出して『今でも宝物です』って出しよってん」と驚いた。「それ以来、どれでも書こうと。アイツが教えてくれた。これは断ってる場合じゃない。これは断っちゃダメだって」とサインを断らない理由の原点を語った。

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2021年7月10日のニュース