東野幸治 海外の孫との“一方通行”なやりとり もどかしさに…4度目緊急事態宣言「心底、嫌に」

[ 2021年7月10日 11:27 ]

東野幸治
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 お笑いタレント東野幸治(53)が、9日深夜放送のABCラジオ「東野幸治のホンモノラジオ」(金曜深夜1・00)に出演し、海外に住む孫とのやりとりについて語った。

 海外在住の娘が、コロナ禍で出産。東野は「会いに行きたいけど、なかなかコロナで行くこともできず」と、もどかしい思いを口にした。「最近では朝、テレビ電話をつないで、『じいじですよー、じいじですよー』って言って」と、日本からテレビ電話で孫の姿を見守っていることを明かした。

 「最初は映像の顔を見て、ニコニコ笑ったりしてくれるようになった」という孫は、「だんだんとつかまり立ちもして。まだ1度も会っていないんですけど、つかまり立ちするようになって」と、成長ぶりをうれしそうに報告した。

 家事がある娘は画面に付きっきりにはなれないようで、テレビ電話中は東野と孫の1対1だという。「最初は笑顔なんですけど、まあ20秒後にはおもちゃを触ったり、付いているテレビをぼーっと見て無視されながら」と、気まぐれな孫にほんろうされている様子を明かした。

 時には、「フレームから出てる、孫が映っていない画面に向かって、ずっと5分くらい『じいじですよ、聞こえてますか?じいじですよ?ご機嫌いかがですか?つかまり立ちできるようになったんですか?』っていうのが日課になって」と、やりとりが“一方通行”な時もあるという。

 新型コロナウイルスの感染者が増加に転じている東京では、12日から8月22日まで、4度目の緊急事態宣言を発令することが決定。孫との対面がさらに遠ざかった東野は、「心底、嫌になりました。年末、お正月、孫に会えるんだろうか?と。今年の最初の方は、来年の正月旅行くらいにはやっと会えるなと思ったんですけど、このテレビ電話の毎日のこれがまだ続くと思ったら、本当に嫌やと思う」としょんぼりしていた。

 コロナ禍で、自分と同じ思いをしている人たちがいることも痛感している。「孫に会えないおじいちゃん、おばあちゃん、たくさんいると思うんですけど、53歳になって、さっそくおじいちゃん気分になって。一刻も早く世界中がワクチンを打って、鎮まり返って、いろんなところに行って、会いたい時に会える時が来ればいいと思うんですけど、なかなかそうもいかないな」と、ジレンマを口にしていた。

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2021年7月10日のニュース