永野 同事務所で同い年のサンドウィッチマンとの関係は「椅子が2つあって3人で入ったら…」

[ 2021年6月25日 15:37 ]

お笑いタレントの永野
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 お笑い芸人・永野(46)が24日放送のABCテレビ「やすとものいたって真剣です」(木曜後11・17)に出演。芸人を志してから現在までを振り返った。

 宮崎県出身の永野は子どもの頃は「関西のお笑いが一番だと思っていた。吉本とか大阪がお笑いと思っていたんですね」と打ち明けた。だが大阪に出て大阪弁でお笑いをすることは「自分は本物じゃないな」と考え、東京のお笑いも見たものの「自分の好きなお笑いとは違っていて。関東と関西のコンビも理想ではなかった。ピン(芸人)でやるしかないなと思って、試行錯誤で」と単身18歳で上京し、ピン芸人としてスタートしたと語った。

 いくつかの事務所を渡り歩いてホリプロに入り、5年ほど在籍したが、全く売れず。するとある日、マネジャーから居酒屋に呼び出され、「何なんだろう」と期待していたところ、「君がいると後輩に悪影響を与えるから。俺、君をクビにはしたくないから、自分から辞めるって言ってくれ」と泣いて言われ、28歳で退所した。その後4年間フリーで活動し、サンドウィッチマンらと芸能事務所・グレープカンパニーの立ち上げメンバーとなった永野。今では後輩芸人に慕われるよき先輩となっている。

 番組には事務所の後輩で永野を慕うお笑いコンビ「カミナリ」がVTR出演。石田たくみ(32)は永野について、「師匠であり、お兄ちゃんであり、友達であり。最初に打ち負かされた人ですね。マジの天才だと思う」、竹内まなぶ(32)は「永野さんのファンですね。スターですね。ネタ見て発想力とか表現力が敵わないなと思ったんで、競うの辞めましたね」と語った。また石田の髪型や茨城なまり、ネタについても永野から的確なアドバイスがあったとした。

 だがインタビューが終わると、永野の担当マネジャーが「興味がない事には全く興味がないんで、最初新幹線も乗れなかったし、ホテルも泊まれなかった。やったことないことが多すぎました」と暴露。すると石田も「1人じゃできないことが意外と多くて。例えば靴紐、自分で結ぶことできないんですよ。毎回後輩とかマネジャーさんに結んでもらったりとか。あと自分の服をたたむことができないですよね。居酒屋でもトイレ1人で行ったの見たことないですよ。絶対だれか連れて行きます。寂しがり屋ですよ」。竹内も「目的地に行くときに後輩と一緒じゃないと行けない。1人じゃ何もできない」とぶっちゃけていた。

 衝撃の暴露に永野は「かわいい面です」と照れたものの、自身の良いところについては「カミナリが僕のことを褒めるのはWEBのインタビューでしか流れない。テレビだと全部サンドウィッチマンの美談で終わるっていうパターンなんですよ」と不満げ。芸歴ではサンドウィッチマンの先輩にあたるのかと関係を聞かれると、「よく分かんないんですよ。富沢君の方が実は長いという噂もあって。いろいろ考えたら年も一緒なんで。まあ一緒みたいな感じでやってるんですけど。椅子が2つあって3人で入ったら、立ってる自分がいます」と笑わせた。

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2021年6月25日のニュース