将棋大賞 藤井聡太2冠、最優秀棋士賞を初受賞

[ 2021年4月1日 14:52 ]

藤井聡太2冠
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 第48回将棋大賞選考会が1日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、2020年度の最優秀棋士賞に藤井聡太2冠(18)=王位、棋聖=を初選出した。

 17歳11カ月で初タイトルの棋聖位を獲得し、18歳1カ月で王位との2冠。一般棋戦では銀河戦、朝日杯を制し、前人未踏の4年連続勝率8割超えを実現するなどの活躍が評価された。

 さらに昨年6月の棋聖戦5番勝負第1局(対渡辺棋聖)で名局賞、今年3月の竜王戦ランキング戦2組準決勝・松尾歩八段(40)戦で名局賞特別賞、棋聖戦5番勝負第2局の3一銀で升田幸三賞特別賞にも輝いた。

 記録部門では最多勝、最高勝率の2部門でトップ。連勝(17)は継続中のため、表彰対象は21年度となる。

 優秀棋士賞は渡辺明王将(36)=名人、棋王との3冠=、敢闘賞は豊島将之竜王(30)=叡王との2冠=に決まった。

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2021年4月1日のニュース