「ちびまる子ちゃん」新ナレーターはきむらきょうや「ドッキリだと」キートン山田の後任“後半へ続く”継続

[ 2021年4月1日 08:00 ]

国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」の2代目ナレーターに決定したきむらきょうや(C)フジテレビ
Photo By 提供写真

 「進め!電波少年」「めちゃ×2イケてるッ!」「芸能人格付けチェック」などで知られるナレーター・きむらきょうや(木村匡也)(55)がフジテレビの国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」(日曜後6・00)の2代目ナレーターに就任することが1日、同局から発表された。今月4日の放送から登場。同局によると、3月28日の放送をもって卒業した初代ナレーター・キートン山田(75)が生んだ名フレーズ「後半へ続く」は「今後も使用」。きむら版「後半へ続く」に注目が集まる。

 アフレコ収録は先日、東京都内で行われ、終始明るい雰囲気。1990年1月の放送開始から31年間ナレーションを務めたキートンからバトンを受け継いだ新任きむらは緊張した様子ながら、ベテランらしい落ち着いたナレーションを披露した。

 きむらは「『もしもし?あなたをちびまる子ちゃんのナレーターに、という声が上がってるんですが、どうですか?』と電話の向こうの声が言ってる。『えー!超うれしい!』と大喜び。それから1カ月…プッツリ連絡は途絶えた。『怪しい!これはテレビのドッキリだ』と思い、田舎の温泉に半移住しておりました。が!本当だと言われ慌ててUターン」と驚き「ああ声優の神様、突然すごいお仕事を…一生懸命やります!でも声優としてはまだひよっこの私。どうか、お力を!ぴえん」と意気込んでいる。

 制作チームは「きむらさんはバラエティー番組やドキュメンタリーなど数々の番組を担当され、そのクスッと笑える語り口や温かみのあるお声、そして時にシニカルなコメントが『ちびまる子ちゃん』にピッタリだと思い、ナレーターをお願いしました」と起用理由を説明。「これからどのようにまる子たちの日常を見守り、励まし、そしてツッコミを入れるのか、きむらさんのナレーションを是非お楽しみに」と呼び掛けた。

 4日は「まる子、一人暮らしにあこがれる」の巻、「まる子、新しい鬼ごっこを考える」の巻の2本を放送予定。

続きを表示

2021年4月1日のニュース