金子恵美氏「国民と政治の信頼が離れてしまった瞬間」を分析、政府のコロナ対策は「失敗」

[ 2020年5月10日 22:18 ]

元衆院議員の金子恵美氏
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 元衆院議員の金子恵美氏(42)が10日放送のフジテレビ「Mr.サンデー SP」(後8・00)にリモート生出演。政府の新型コロナウイルス対策を現時点で「失敗」とし、「国民と政治の信頼が離れてしまった瞬間」を分析した。

 「日本の新型コロナ対策をどう評価しますか?」との話題で、金子氏は失敗を示す赤いボードを掲示した。1住所につき2枚配布される布マスクに触れ、「現金がまだか?って、みんなが思っていたときに、補正予算もなかった。お金もなくて、じゃあ何かしてあげなきゃいけないと思ったあげく、布マスクだったんでしょうけれども」とコメントした。

 「布マスク(の情報)が届いてきた瞬間、国民のみなさんの中で非常に期待していたものから一気に落胆した感情が出た気がするんですよね」と話し、「そこが国民と政治の信頼が離れてしまった瞬間だったなと思っていますね」とした。

 布マスク配布は安倍晋三首相の肝いり対策で、約466億円の予算を計上。不織布マスクに比べてフィルターの効果は薄いと指摘され「アベノマスク」と揶揄されている。厚労省の公式サイト内にあるページ「布製マスクの都道府県別全戸配布状況」によると、全世帯配布はまだ完了しておらず「感染者数が多い都道府県から配布いたしますので、地域によって配布の時期が異なりますが、ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます」などとしている。

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2020年5月10日のニュース