コンビの間にコロナシールド…ワタナベエンタ、対策徹底しオンラインお笑いライブ開催

[ 2020年5月10日 21:05 ]

会場入りの際に検温する「ハナコ」の秋山寛貴
Photo By 提供写真

 ワタナベエンターテインメントは10日、所属芸人によるお笑いライブ「WEL」と「WEL NEXT」を無観客で開催し、有料課金制で生配信した。

 男性トリオ「四千頭身」や女性コンビ「Aマッソ」、男性コンビ「クマムシ」らが出演。新型コロナウイルスの感染防止策として、トリオやコンビは離れて立ち、その間には飛沫(ひまつ)感染対策としてビニールによる“コロナシールド”を立てた。芸人やスタッフが会場入りする際は入り口で検温と手洗いうがい、アルコール消毒などを徹底し、芸人は出演を終えると会場にとどまらず、すぐに退出した。

 これまで毎月恒例でお笑いライブだが、新型コロナの感染拡大を受け、3月と4月は中止となった。同社は「お笑いライブの火は消さない」と、配信することで観客の安全を保ちつつ、有料とすることで芸人とスタッフの生活を守ろうと、オンラインの有料ライブを企画した。オンラインチケットは1000枚が完売。ライブ終了後は出演者が観客と一緒にオンラインで“打ち上げ”も行い、意見や感想を交換し合った。

 四千頭身の都築拓紀(23)は「今回このような形でネタをやる機会をいただき、それがしかも、有料という形にもかかわらずたくさんの人に見ていただけたことをとても嬉しく思います。僕は今、感無量マンです」と喜んだ。

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2020年5月10日のニュース