NHK大河「麒麟がくる」10日放送で…本木雅弘「道三の最期を静かに見届けて」

[ 2020年5月10日 08:00 ]

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で斎藤道三の最期を演じる本木雅弘(C)NHK
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 NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で俳優の本木雅弘(54)が演じる斎藤道三が10日の放送で最期を迎える。

 この放送で描かれるのは、道三と長男の高政(伊藤英明)がついに相対する「長良川の戦い」。本木は「道三と高政親子の間にあるものは、単なる愛憎とは違う次元のものなのかも知れません」とコメントを寄せた。

 本木は「武士としての覇気も、誇りも、おごりも、愚かさも、むなしさも自我の中にのみ込んで、また吐き出してぶつかり合う。実のところ、演じている最中は、道三の熱情をどこに向けていくのか自分でも収拾がつかずにいました。皆さんにはどのように映るのでしょうか…」と振り返りつつ、「道三の最期を静かに見届けてください」と語った。

 制作統括の落合将チーフ・プロデューサーは「道三の死後、駆けつけた光秀(長谷川博己)は、高政に向かって『道三にはあって、おぬしにはないもの』が何かを問いかけます。その言葉がこのドラマのテーマにもなっています。全編見どころの、この回(10日の放送)を楽しんでいただけたら」と話した。

 本木が作り出した強烈なキャラクターの最期で、放送終了後には「道三ロス」が生じそうだ。

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2020年5月10日のニュース