生田絵梨花 成長期す「常に高みを目指して」

[ 2017年1月15日 18:22 ]

ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」で熱演する生田絵梨花
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 「乃木坂46」の生田絵梨花(19)がヒロインを務めるミュージカル「ロミオ&ジュリエット」が15日、東京・TBS赤坂ACTシアターで開幕した。

 現役女子高生の木下晴香(17)とのダブルキャストでジュリエットを演じる生田。公演前に取材に応じ、「役が決まったのが1年前で、制作発表、稽古を通して同じ役をやり続けるのは人生初の経験。やっと幕が上がるワクワク感と、緊張で心臓がここまで出そう」と手を口元に持っていくしぐさ。それでも、「エネルギーにあふれた舞台なので、自分も発せられるよう精いっぱい頑張ります。演じられる喜びを感じながら、一歩一歩進んでいきたい」と言葉に力を込めた。

 メンバーからは、「強くなった」「たくましくなった」と言われるようになったそうで、「ジュリエットの強さとダブって見えていたらうれしいな」と笑顔。潤色・演出の小池修一郎氏(61)は、「清純で強い意志を持って目標に向かっている。新しい日本のミュージカル女優の誕生を見た。非常に感心している」と太鼓判を押した。

 生田は、「力んじゃって、できなくなるかも」と照れつつも「常に満足せず、高みを目指してやっていきたい」とさらなる意欲。公演中の今月22日に20歳の誕生日を迎えるが、「大きい境目だと思っている。今までは自分のイメージが決まっていたところがあるけれど、どんどん広げて皆が驚くようなこともできるよう枠をはみ出していきたい」と話していた。

 ロミオは古川雄大(29)と大野拓朗(28)のダブルキャストで、公演は2月14日まで。その後、大阪公演が2月22日〜3月5日に梅田芸術劇場で行われる。

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