元NHK堀潤氏「紅白」集計方法に違和感「視聴者ナメてる」

[ 2017年1月15日 11:49 ]

フジテレビ「ワイドナショー」に出演した堀潤氏
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 元NHKアナウンサーでジャーナリストの堀潤氏(39)が15日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演し、昨年大みそかの「第67回NHK紅白歌合戦」についてコメント。紅組優勝を決めた票の集計方法を「視聴者をナメてる」と酷評した。

 紅組の優勝で終わった昨年の「紅白歌合戦」。勝敗については、白組が視聴者審査と会場審査のいずれも圧勝しながら、ゲスト審査員、ふるさと審査員の投票で最終的に紅組が逆転。司会の有村架純(23)も「えっ?えっ?」と戸惑う結果となった。

 今回はゲスト審査員10票、ふるさと審査員1票、視聴者審査2票、会場審査2票の計15票を紅白それぞれで争う方式。堀氏は「僕がいた時にはこんな方式ではなかった」とし、今回のシステムを疑問視。「(ゲスト)審査員の人たちの票が重くてどうするんだ。『みなさまのNHK』というなら、票はみなさまの方を重たくするべき」力説した。

 番組で発表されていた視聴者審査の内訳は紅組の約250万票に対し、白組は約420万票で、会場審査でも紅組870票に対し、白組は1274票。白組の圧倒的なリードという認識が広がっていたことから、MCのお笑いタレント・東野幸治(49)は「(ゲスト審査員が)接戦にした方がいいのではと空気を読んで、赤に入れた可能性もあるのでは」と指摘。これにも堀氏は「もしも空気を読むというのが本当にあったのなら、NHKっぽいなあというのがにじみ出ている」と止まらなかった。

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2017年1月15日のニュース