萩原さん妻、涙こらえ心境「あの人らしい…」最後は「気を付けてね」

[ 2015年4月23日 09:52 ]

報道陣に対応する萩原流行さんの妻・まゆ美さん

 22日にバイク事故のため亡くなった俳優の萩原流行さん(享年62)の妻で女優のまゆ美さん(63)が23日朝、東京都内の自宅前で「亡くなったのは2回目の連絡で知ったので、その時はあの人らしいなと思っちゃったんですけど」と心境を語り「出掛ける時は普通にバイクに乗っていったので。私もちょうど出掛ける時だったので『じゃ気を付けてね』って言いながら別れたんですけど。それが最後になりましたけど…」と涙をこらえ、萩原さんの様子を明かした。

 萩原さんは22日午後6時ごろ、東京都杉並区高円寺南の青梅街道で倒れているのが見つかり、その後に死亡が確認された。警視庁杉並署は愛車ハーレーダビッドソン運転中に何らかの理由で転倒したとみて調べている。

 バイクや車好きで知られた萩原さんだが、昨年末からは多く事故を起こしていた。昨年10月25日に杉並区西荻北の区道で乗用車を運転中に歩行者と接触して走り去ったとして、3月に自動車運転処罰法違反(過失傷害)などの疑いで書類送検されていた。事故は先月もあった。3月23日に同区内でバイクを運転中にやはり転倒。右腕を打撲するケガを負って入院していた。

 まゆ美さんは「すごくいい人なんですけれども、ご存知の通り、このところいろいろあったものですから、本人も非常に落ち込んでいまして」と書類送検されたことに言及。

 「昨日もたまたま途中から雨が降り出した時間だったので、私も心配して。LINEを入れていたんですが、全然反応がなかったので、どうしたのかなと思っていました」と振り返り「俳優としてはとても立派な人、すごい人だったと」と役者・萩原さんを称えた。

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