里見黄門「納得の演技」ミラクル再復活諦めない 今夏4年ぶり放送

[ 2015年4月23日 09:34 ]

撮影が行われている東映京都撮影所で会見した(左から)助さん役の原田龍二、水戸光圀公役の里見浩太朗、格さん役の合田雅吏

 4年ぶりに1回限定で復活するMBS系時代劇「水戸黄門スペシャル(仮題)」(今夏放送)で主演を務める里見浩太朗(78)が撮影が行われている東映京都撮影所でこのほど会見した。

 2002年からシリーズ終了の11年まで主人公の水戸光圀公を演じた。当時は自らの演技に不満があったが「これなら納得いただけるのでは」というものが今回ようやくできたと満足げ。スタッフが喜々として働く姿を見て「帰ってきてよかった」と実感しているという。

 一方、寂しげに「これが最後だと感じる」と話す場面も。24日にクランクアップ予定だが「涙を流しながら、笑って仕事をしている。それは格さん、助さんも一緒と思うが…」と同席した原田龍二(44)合田雅吏(45)を横目に現在の心境を吐露。「健康である限り、水戸黄門を続けていきたい」と思わず本音も漏らしたが、時代劇受難時代と察しており、「たぶん夢」とも。それでも「ひょっとすると実現するかも…願いを持っている」と、視聴率次第でのミラクル再復活を諦めないと宣言していた。

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2015年4月23日のニュース