ヒロイン波瑠の夫に玉木宏…次期朝ドラ「あさが来た」豪華配役発表

[ 2015年4月23日 19:35 ]

 女優の波瑠(23)がヒロインを務める2015年度後期のNHK連続テレビ小説「あさが来た」(9月28日スタート)の主要キャストが23日、大阪市内で発表され、ヒロインの夫役・玉木宏(35)や姉役・宮崎あおい(29)らが会見した。

 近藤正臣(73)や風吹ジュン(62)らベテラン勢のほか、朝ドラ「純情キラリ」(06年後期)、大河ドラマ「篤姫」(08年)と同局の2大看板ドラマで主演した宮崎が脇を固める異例の豪華配役だ。ヒロインを務めた先輩として宮崎は、「幸せな時間を過ごせるようお手伝いしたい。たくさん食べて原動力にして」と遠慮がちに助言。5月中旬から約9カ月間、関西での撮影が続くため、波瑠から「東京の家族が大好きでホームシックなりそう。どう乗り越えたら?」と問われ、「私の時は東京での撮影だったから家に帰ってた…すみません」と頭を下げ、笑わせた。

 「こころ」(03年前期)以来の朝ドラ出演となる玉木は、「12年前はバイトとの掛け持ち生活だったけど、朝ドラ出演を機に俳優1本で生きていけるようになった」と明かした。NHK大阪局制作の前作「マッサン」では、ウイスキー作りにまい進する夫と献身的に支える妻の“国際カップル”が話題を呼んだが、今作は事業家の才を発揮する妻と道楽者ながら妻を絶妙に支える夫の“男女逆転?カップル”。「うまくいくか心配になるでしょうが温かく見守って」とアピールした。波瑠も「“奥さんが元気のいい素敵な夫婦だね”と言われるよう頑張りたい」と、玉木との二人三脚に目を輝かせた。

 宮崎の姑役を務める萬田久子(57)は、「どうイビろうかワクワク。(「マッサン」での嫁いびりが話題となった)泉ピン子さんの写真を胸に抱いて、心を鬼にして挑みます」とニンマリ。「普段も仲良くしないでおこうかな」と言った後、宮崎のキュートな笑顔に心が痛んだのか、「飲みに行きましょうね」とすぐに前言撤回していた。

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2015年4月23日のニュース