ソフトバンク恐怖の「ウォカ栗」コンビが2者連続弾 4号ウォーカーはOP戦単独キングだ

[ 2024年3月23日 05:00 ]

オープン戦   ソフトバンク2ー2広島 ( 2024年3月22日    ペイペイD )

<ソ・広> 7回、先制本塁打を放つ栗原(撮影・成瀬 徹)
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 “ウォカ栗”が恐怖のデモンストレーションだ――。0―0の7回無死、ソフトバンク・栗原は広島・矢崎の直球を捉え、右翼席へ先制3号ソロを放つ。直近4試合で3発。絶好調の“相棒”の一撃で、続くウォーカーはある作戦を立てた。

 「栗原がホームランを打って、早くアウトを取りたい投手心理を考えた。甘い球をひと振りで仕留めようと打席に入り、しっかりと捉えることができた」としてやったりだ。

 2球続いたフォークが甘くなるのを見逃さなかった。左翼席へオープン戦単独キングとなる4号ソロ。「どんな時でも一番になるのは気持ちいい」とにやり。観戦した王貞治会長も「凄いね。山川と2人、競い合ってほしい」と手放しで喜んだ。チーム本塁打16も12球団で独走状態だ。

 1月の自主トレでは「“ウォカ栗”で打点を稼ぎたい」と誓った栗原も「引っ張って打球が上がるのはいい打ち方」と納得の表情。開幕よりひと足早い“有言実行”だった。(福浦 健太郎)

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