阪神・岡田監督 オープン戦5連敗も余裕 主力打線に手応え「だいぶヒットも出だした」

[ 2024年3月4日 05:15 ]

オープン戦   阪神5―6日本ハム ( 2024年3月3日    札幌D )

<日・神>阪神・岡田監督(撮影・須田 麻祐子)
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 岡田阪神が、矢野監督が率いた19年以来となるオープン戦初戦からの5連敗を喫した。3番手の及川が大誤算。2イニング目の7回に突如乱れて5失点し、4点差をひっくり返された。優勝した昨季は1度だけだった5連敗をいきなり喫したものの、岡田監督は、要所で狙い通りの戦いができたことを喜んだ。

 「打つ方はしかし、だいぶヒットも出だしたし、こっちで近本も4打席立てたしな。甲子園に帰ったら、雨とか寒いとかでなかなかフルで出るのは難しいかも分からんし。ドームで良かったよな、この2日間は」

 遠征前に話した通り、温暖なドーム球場を利用して、近本、大山、佐藤輝、森下、中野、木浪の主力打者に、連日4打席を目安にして打席を立たせた。「生きた球に慣れさせる」というテーマを遂行できただけでなく、バットが湿りがちだった森下、近本、中野、大山は結果が伴った。近本は4回無死二、三塁で、公式戦さながらの進塁打となる二ゴロで得点を挙げた。開幕前の5連敗は、痛くもかゆくもない。 (倉世古 洋平)

 《19年以来5年ぶり》阪神のオープン戦開幕から5戦全敗は、19年の5戦以来5年ぶり。次戦も負けて開幕6戦全敗なら18年以来で、2リーグ制の50年以降のチームワーストに並ぶ。なお、開幕連敗のチームワーストは14年の7連敗で、初戦引き分けの後に喫したもの。

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