野村弘樹氏が認めたカープの天才…インハイをスタンド中段に放り込まれ「こいつヤバイな…と思った」

広島時代の前田智徳氏
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　野村弘樹氏（54）が大洋（現DeNA）時代先輩である高木豊氏（65）とBSジャパネクストの野球トークバラエティー「ダグアウト!!!」に出演。「天才と思った選手」を明かした。

　野村氏が対戦して天才と思ったのは「カープの前田」と、広島で通算2119安打の前田智徳氏の名前を挙げた。

　野村氏は左対左の対戦で打者が一番嫌がるインハイを容赦なく攻めたという。

　左対左のインハイは芯で捉えても右にフックしてファウルになる。ところが…

　「アイツはインからバット出して（打球を）スライスさせながら中段に放り込んだ。こいつヤバイなと思った」

　一方で大差がついた終盤などは簡単にアウトになる「打ち取りやすいバッターでもあった」と明かした。

　ただ、僅差でランナーが塁にいて前田氏を打席に迎えるのは「一番嫌だった」と振り返った。