北大初のプロ野球選手の西武ドラ5・宮沢 デッドリフト大谷並みの“きんに君” 救援で開幕1軍狙う

[ 2024年2月20日 05:30 ]

ブルペンで投げ込む宮沢(撮影・西尾 大助)
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 北大初のプロ野球選手となった西武のドラフト5位・宮沢(四国・徳島)が36球のブルペン投球。腕を下に伸ばした状態でバーベルを腰の下まで持ち上げるデッドリフトはドジャース・大谷の225キロに迫る220キロを上げている最速155キロ右腕は「高校の時に120キロからスタートした。(プロを目指した)この2、3年で一気に鍛えた」と語った。

 今キャンプでは他の選手からも、宮沢の筋肉量に驚きの声が上がっている。現役大学生ながら単位を取り終えていた昨年は独立リーグでプレー。高校卒業後の浪人時代は野球を全くせず、1日10時間の猛勉強をしていた「ガリ勉君」が、現在は胸囲102センチの分厚い胸板を誇る「筋肉マン」となっている。

 「1浪1留」の苦労を乗り越え3月に北大法学部を卒業予定で「国立大で他の選手とは違った野球環境でやってきた。頭を使って勝負しないと、もったいない」と言う。頭脳に強力な肉体を加え、救援での開幕1軍を目指す。(神田 佑)

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