巨人・岡本和真「今年は絶対打ってやろうと思ってます」 元同僚のヤクルト田口に挑戦状

[ 2024年2月13日 20:23 ]

巨人・岡本和
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 巨人の主砲・岡本和真内野手(27)が12日に放送されたNHK BS「球辞苑~プロ野球が100倍楽しくなるキーワードたち~」(月曜後9・00)にVTR出演。2020年までチームメートだったヤクルトの守護神・田口麗斗投手(28)に挑戦状を叩きつけた。

 今回で10年目に突入した同番組。今回のテーマは変化球の一つである「スライダー」だった。

 2023年シーズンにスライダーを打って安打にした“スライダー打率”が.362と2位以下に大差をつける12球団No.1の数字だった岡本和。前年の22年はスライダー打率.155で、たった1年で劇的な飛躍を遂げた背景には坂本勇人内野手(35)から受けたアドバイスがあったことなどを明かした。

 そして、右投手と左投手それぞれのスライダーの打ち方を実演。丁寧に自身の感覚について説明していった。

 縦変化をするスライダーの打ち方に関しては「あんまり変わらないです、横も縦も僕は。あんまり変えてないです、イメージは。スイングは変わってるかもしれないですけど」とした岡本和。

 ここで「田口さんとか、左でいいスライダーを投げるんで。難しいんですけど」と元同僚・田口の名前を出し、「僕、多分、田口さんの時メッチャどん詰まってピッチャーゴロとかピッチャーフライとか3回ぐらい打ってるんですよ。田口さんのスライダーって自分が思っているより2個、3個ぐらい内側に入ってくるんで。メチャクチャいいスライダーです」と苦手にしていることを正直に明かした上でほめちぎった。

 だが、もちろん、それだけでは終わらない。いくら昨季のスライダー打率が12球団No.1の数字だったとしても「逆に田口さんのスライダーを仕留めきれなかったんで。それが悔しかったです。それが印象に残ってます」と、打ててないほうに焦点を当てた岡本和。「今年は絶対打ってやろうと思ってますけど」と穏やかな表情と口調ながら静かに闘志をかき立てていた。

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