楽天・今江監督が救援陣に苦言、5投手で計9四死球に「マウンドに立つ資格も難しくなる」

[ 2024年2月13日 20:11 ]

<練習試合 楽・ロ>投手ミーティングの中に入って強い口調で話をする今江監督(撮影・篠原岳夫)
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 楽天は13日、ロッテとの練習試合(金武)に0―5で敗れた。今江敏晃監督は2番手以降の救援投手陣に苦言を呈した。

 被安打12で5失点。その結果以上に問題視したのが、救援5投手が許した9四死球で、試合後の投手ミーティングで叱責(しっせき)し、「今日の中継ぎ陣は残念でしたね。ブルペンで練習しても、このグラウンドに立ったら投げ込めないとなると。ゾーン内に投げ込めないとマウンドに立つ資格も難しくなる」と語気を強めた。

 11日の日本ハム戦では10安打した打線も3安打で無得点。「投手がボール先行でこんな試合にすると打者も打てない。せっかくバッターが調子よく、この間も試合でガンガン打っていたのが、これで状態を落としてしまう選手がいるかもしれない」と指摘する。「点を取られてもいいし、どんどん投げてくれれば、打者ももっと返せるとなる。今日の投手は自分のことしか考えてないようなピッチングにも見えたので」と打者と対戦する前に、ストライクがなかなか決まらない救援陣は自分たちと格闘してしまっていた。

 2番手で先頭への四球から2失点し、試合後にブルペンで約1時間、149球も投げ込んだ藤平尚真は「監督という立場の方から、あまりないこと。自分のカウントで勝負できていなかった」と修正を誓った。3番手の弓削隼人は2四球、4番手の桜井周斗は3四球、5番手の宮森智志は1死球、6番手の清宮虎多朗は2四球だった。

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