大谷翔平 右肘手術後初、161日ぶりフリー打撃 最終スイングで140m特大弾「結構、強く振れた」

[ 2024年2月13日 03:53 ]

<ドジャースキャンプ>フリー打撃する大谷 (撮影・白鳥 佳樹)
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)が12日(日本時間13日)、米アリゾナ州グレンデールのキャンプ施設でフリー打撃を行った。フリー打撃は右わき腹を痛めた昨年9月4日(日本時間5日)以来、161日ぶり。右肘手術の影響を感じさせない豪快なスイングを披露した。

 練習終わりの山本とグータッチを交わしてからグラウンドへ。混乱を考慮して、異例のファン非公開型で練習は行われた。

 抜けるような青空に快音を響かせた。21スイングで半数近い10本の柵越え。最終スイング、うめき声とともに完璧にとらえた打球は高く鋭い弧を描き、センター右へ、140メートル級の特大弾だった。

 練習を終えた大谷は「いい感じでしたし、結構強く振れたし、打球自体も良かったと思います」と順調さを口にした。今月3日(日本時間4日)のファン感謝イベント「ドジャーフェスタ2024」に参加した際には3月20日のパドレスとの開幕戦(ソウル)に「間に合うと思う」と見通しを語っていた。

 「軽めに行こうかなと思いましたが、思ったより振れていたので、そこはスケジュール通りには行きつつ、内容自体はいいんじゃないかなと思うので、このまま順調にいけば…というところだと思います」と改めて手ごたえと描くプランを語った。

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