オリックス・中嶋監督 体重移動を意識する吉田輝星に「一喜一憂せずに」「野球人生の中で…」

[ 2024年2月13日 05:45 ]

オリックス・中嶋監督(撮影・井垣 忠夫)
Photo By スポニチ

 宮崎・清武総合運動公園で行われているオリックスの春季キャンプは、12日に第3クールが終了。中嶋監督が報道陣の取材に応じ、この日行われた紅白戦などに言及した。

 以下はオリックス・中嶋監督との一問一答。

 ――今春初の紅白戦。結果は問わず
 「まあ、それぞれ、いろんな思いで実戦に入ってると思うし。いろんな動きのこととか、いろんなことをやれたか、やれないか。やれたことがあるとか、だと思いますけどね」

 ――投手陣が全員無四球
 「あれだけ早打ちしたらね。打者も早く打ちたくてしょうがないわけですから。見にいくわけじゃないし。今の時期、真っすぐは多いでしょうし。そりゃ、真っすぐに手を出しまっせ」

 ――吉田は体重移動を意識している
 「それをもう見ていけばいいんじゃないでしょうか」

 ――順調
 「順調というか、どうなんでしょうね。分かんないです。(積み重ねている?)いいときも悪いときもあると思うので、そこに一喜一憂せずに。まずはこのキャンプで、それをずっと続けることでしょうし、その後、1年間続けて、野球人生の中でそれを続けていかないといけないわけですから」

 ――力のロスは気になっている
 「本人の感覚と僕らが思ってる感覚とは違うかもしれないですし。もう少しこうした方がいいんじゃないのって意味を込めては体重移動になるでしょうし、方向性出すことだと思うし。そのことに関して、いろいろ考えながら、もう微妙なとこなんでね、ピッチャーって。いきなりね、横で投げろとかいうわけじゃないですから、結構繊細だと思いますよ」

 ――横山聖と堀が実戦デビュー
 「練習してきて、なかなか実戦の機会っていうのはあんまりないでしょうからね、まだ。なので、1回立ってどのぐらいなのかってのには、いい機会じゃないですかね」

 ――横山聖は若干崩されながらも初安打
 「いや、当たるだけすごいですよね。はい、すごいです。(自分が)高校の時にやって、プロの球見た時に、なんじゃこの球と思いましたからね」

 ――普通に打てるのがすごい
 「すごいっすよね、今の高校生の人たちもね。去年も一昨年も思いましたけど。(内藤)鵬くんもそうだったし、来田でもそうだったし、いろいろね、みんなそれぞれそうです」

 ――今後も新人は打席を積み重ねて
 「まあまあ、体との相談になると思うんですけど。こんだけ丸々1日中野球して、1カ月やるわけですから。そこに関しては、気を使うでしょうし、いろんなことあると思います。体との相談になると思います」

 ――3連休に多くのファンが詰めかけた
 「すごかったですね。本当に」

 ――球団の努力、選手の協力もあって
 「みなさん本当に頑張っていらっしゃるんですけどね。(自分は)走り回ってたんで。なんかあまりサインとかなかなかできなんですけど、多いなと思いながら」

 ――ありがたいこと
 「いや、恥ずかしいですけどね。意外と。走り回ってるの恥ずかしいですよ。何してるの、この人みたいな感じで。一応仕事してんねんけど、みたいな」

 ――監督自らサインもしていた
 「ねえ。でもサインしている間にダダッと集まっちゃったら、こっちで見たいとか、いろんなところで見たい人(選手)がいっぱいいるので、なかなか難しかったですけどね」

 ――注目度は感じるか
 「僕に注目はないんで大丈夫です。はい」

 ――広岡も一発を放った
 「ちょっと秋の時から一応やってることが、なかなかいい感じに出てるのかなと思いますけど。まあ、これからですよね。実際。ピッチャーが完全にできあがってきたときに、1回悩んだ時に、また元に戻らないように、続けられるようにというのを願いたいところではあります」

 ――選手の評価は
 「評価はまだ全然先ですよ。これで(AグループとBグループの選手が)ごっちゃになった時に、どう、やっぱりいいものを、あっち(今日のB)で見てる選手たちの(球の)捉え方を見ていたら、打ち損じの数は段違いのところもあるし。技術はなかなかすごいですよ」

 ――主力が入ってからが競争の本格化
 「もちろん、そうだと思いますよ。そこから本当の競争になると思いますし。そうなった時に結果を残した……。これはしょうがないことですけどね」

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年2月13日のニュース