侍劇的優勝! 今井がまさか胴上げに“出遅れ” その理由にファン「ありがとう」「大紳士」

[ 2023年11月19日 23:52 ]

アジアプロ野球チャンピオンシップ2023決勝戦   日本4-3韓国 ( 2023年11月19日    東京D )

アジアプロ野球チャンピオンシップ<日本・韓国>優勝し胴上げされる井端監督(撮影・西川祐介)
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 4カ国が出場した「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」は19日、東京ドームで決勝戦が行われ、予選リーグを唯一の3戦全勝で勝ち上がった野球日本代表「侍ジャパン」は宿敵・韓国に延長タイブレークの末サヨナラ勝ちを収めて2017年の第1回に続く大会連覇を達成し、賞金2000万円を獲得した。

 今年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を制した侍ジャパンは、これで2019年の「プレミア12」から国際大会21連勝。今大会から就任した井端弘和監督(48)の初陣を飾り、優勝で始まった2023年を優勝で締めくくった。

 劇的な形で優勝が決まると、井端監督を胴上げするため、選手はマウンド付近に集まった。しかし、今井だけが一度ベンチに戻り、あわや“間に合わないか”という微妙なタイミングになった。

 実は今井は、ベンチに飾ってあったオリックス・紅林のユニホームを取りに帰っていた。紅林はCSでの負傷を抱えながら日本シリーズまでプレー。結果的に「左第4指手根中手関節炎」(じん帯損傷)と診断されたことで、侍ジャパンは辞退することになった。そのため、今大会では背番号24番のユニホームだけが、ベンチで飾られていた。

 この今井の“配慮”にネットは称賛。「今井達也さんが出遅れたのは…紅林のユニを持ってきてくれたから。誠にありがとうございます」「気づいて紅林くんのユニ取りに行った今井くん」「今井さんが紅林のユニもってきてくれた! 一緒に胴上げできたよ!!!」「紅林さんのユニ持ってくる今井さん 大紳士」など、気遣いを称える声が上がっていた。

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