阪神・湯浅　来季加入濃厚のゲラに“宣戦布告”球速より球質にこだわりキッパリ「負けないです」

＜阪神秋季キャンプ＞逆立ちする湯浅（撮影・須田　麻祐子）
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　秋季キャンプに参加中の阪神・湯浅が、来季の加入で大筋合意に達している新外国人のゲラに“宣戦布告”した。来季の抑え候補として期待される新助っ人は、最速164キロを誇る剛腕。そのことを伝えられた熱き右腕は「負けないです。来年、（球速を）超せばいいんでしょ？（笑い）」と冗談を交えながらも即答した。

　自身も最速156キロを誇るが、以前から球速よりも球質にこだわりを抱いてきた。秋季キャンプでもさらに自慢の直球の質を追い求めるべく、打ち上げ前日のこの日に変化球を解禁するまで、ブルペンではひたすら直球のみを投げ込み続けてきた。「もっと今まで以上にいい真っすぐを投げられるように、感覚を良くしていきたい。だいぶん良くなってきていると思います」。取り組んできた内容に手応えをつかみつつあるからこそ、継続の重要性を口にした。

　「オフはいろいろやりたいと思っていることもありますし、継続してやらないといけないこともたくさんある。しっかり自分の中で考えながら整理してやっていければ」

　新たな同僚にも負けないストレートを追い求め、鍛錬を積み重ねるオフを思い描いた。　（阪井　日向）