松坂大輔氏 松坂世代に続け!可能性感じた門脇、野村ら「00年世代」

[ 2023年11月19日 05:00 ]

アジアプロ野球チャンピオンシップ2023第3戦   日本10―0豪州 ( 2023年11月18日    東京D )

 <オーストラリア・日本>解説を務める松坂氏(撮影・藤山 由理)
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 【松坂大輔 視点】チームは3連勝。侍ジャパンに初選出された選手も多い中、国際試合の雰囲気に慣れるという意味でもここまで非常にいい戦いができていると思います。

 26年のWBC、そして28年のロサンゼルス五輪に向けて「2000年世代」の選手に可能性と未来を感じました。今回の代表26人のうち00年度生まれは藤原、小園、万波、門脇、野村、石橋、森下の7選手。森下選手は欠場でしたが、残り6人は全員が安打を放ちました。森下選手も台湾戦での本塁打など活躍。同世代でのライバル意識が伝わってきます。

 門脇選手は春季キャンプでも取材をしましたが、新人ながら守備練習から目立っていてパッと目を引く存在でした。藤原選手は3安打。侍ジャパン、来季への強いアピールの思いを感じましたね。野村選手は8回に右中間に適時二塁打。外国人投手の手元で小さく動くボールは捉えづらいのですが、引きつけて逆方向に打つ野村選手らしい打撃でした。

 自分は80年生まれ。和田毅、藤川球児、杉内俊哉投手ら周りの選手に刺激を受けることで自分もより成長できたと思っています。それから20年後の00年世代。彼らが侍ジャパンの中心になる未来を楽しみにしています。(スポニチ本紙評論家)

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