豪州は3位決定戦で台湾にサヨナラ負け　予選から4戦全敗もニルソン監督は応援に「日本は第二の故郷」

アジアプロ野球チャンピオンシップ20233位決定戦   豪州3―4台湾 （ 2023年11月19日    東京D ）

アジアプロ野球チャンピオンシップ＜台湾・オーストラリア＞オーストラリア先発のホランド（撮影・藤山　由理）
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　豪州は台湾に無念のサヨナラ負け。予選リーグから4戦全敗と白星のないまま大会を終えた。

　3回に3点を先制されるも打線が反撃。直後の4回に1点を返すと、7回2死満塁では1番スペンスが中前に2点適時打を放って同点に追いついた。

　無念のサヨナラ負けとなったが、スタンドからは日本のファンから大きな声援を浴びた。チームが公式X（旧ツイッター）で声援を呼びかけ、それに応じた多くの人で即席の応援団ができた。

　歌声と手拍子に後押しされ、登録名「ディンゴ」で00年に中日でプレーしたデービッド・ニルソン監督は「（3月の）WBCでキューバと戦った時も、（東京ドームが）ホームゲームのようだった。日本は第二の故郷」と話した。

　そして「選手が経験を得たことが大きかった。いろいろ学んだ。（明るい）将来が待っている」と奮闘のナインを称えた。