清原和博氏 3月下旬に父・洋文さんが死去していた 逮捕後にもらった手紙の内容明かし「嗚咽して泣いた」

[ 2023年5月19日 22:26 ]

清原和博氏
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 元プロ野球選手の清原和博氏(55)が19日、公式YouTube「清ちゃんスポーツ」を更新し、3月下旬に父・洋文さんが死去したと明かした。

 清原氏は、次男・勝児が3月21日に慶応の選手としてセンバツに出場した後に「容態が急変して亡くなった」と語り、先日四十九日を終えたと語った。

 洋文さんの最期について聞かれた清原氏は「センバツの前に僕と、元妻の亜希と一緒にお見舞いに行った」とし「僕の手を握り締めてね、目を見開いて3回も。それが最期のサインだったのかなという気がした」と振り返った。

 最後にかけた言葉について聞かれると「お父さん、すごい心配性だったんで。もう心配せんでいいよという言葉が、一番安心していたんで。頑張るからって。あと、よく言ってたのが、お前が打つより孫が打つほうがうれしいって。勝児のセンバツだったんでね、なんとかそれまでは。本当は甲子園に連れていってあげたかったんですけどね」と語った。

 また、父との思い出を聞かれ「いっぱいあるよ」と語った清原氏。2016年に覚せい剤取締法違反(所持)で逮捕された後に「俺がね、もう便箋にびっしりに『ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい』と書いた」手紙を送ったところ、弁護士を通じて返事が届けられ、そこには「やってしまったことは仕方ない。これから頑張れ 父洋文と一行だけ書いてあって、それを読んだ時はもう、嗚咽して泣いたね」と振り返っていた。

 その後、病院に行った帰りには父に「今月も大丈夫だったよ」と電話をするのが習慣となったと清原氏。「逮捕された後の方が、お父さんとの距離がすごい近くなったような気がした。親子になれたような気がした」としみじみと語っていた。

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