阪神―広島戦前に心不全で死去した中西太さんへ黙祷 阪神監督時代は岡田監督を新人王へ導く 

[ 2023年5月19日 19:18 ]

中西太監督代行(左)からアドバイスを受ける岡田彰布(1980年撮影)
Photo By スポニチ

 阪神は19日、中西太さんが11日に心不全のより90歳で死去したことを受け、広島戦前に黙祷(もくとう)をささげた。

 両チームの選手、首脳陣がベンチ前に整列。観客とともに中西さんの死を偲んだ。

 中西さんは、並外れた打力で香川・高松第一高時代に「怪童」と呼ばれ、プロ入り後は西鉄で本塁打王を5回を取った。現役引退後、79年から80年途中まで阪神で打撃コーチを務め、80年途中から81年までは阪神の第21代監督を務めた。在任中に、出場機会に恵まれていなかった岡田監督を二塁でレギュラーで起用し、新人王獲得に導いた。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年5月19日のニュース