元中日館長の松岡功祐氏　明大コーチ時代20人をプロに送った慧眼「根尾昂は外野がいいかな」

中日・根尾
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　元大洋（現DeNA）で、明大、中日などでコーチを務めた松岡功祐氏（80）がYouTube「プロ野球OBクラブチャンネル」に出演。中日の選手寮「昇竜館」の館長時代にプロ入りした根尾昂について語った。

　明大コーチ時代は楽天・島内、阪神・糸原、オリックス・福田など注目が高くなかった選手も含め、20人の選手をプロの世界にに送り込んだ松岡氏。入館した根尾の部屋を見て驚いたのは「テレビがない。何もない。ただ野球だけやるという感じだった」と明かした。

　ただ「ぱっと彼を見て、内野は無理だなと思った。スローイングに欠点があった」と指摘した。

　スローイングに難があると不安で捕球にも影響が出る。

　松岡氏は「体に力があるから僕は外野がいいかなと思っていた。投手としてはどうかな」と続けた。

　松岡氏は根尾について「真面目ですよ」と話し、「もっと若者らしくてもいいんじゃないですか。ちょっと余裕を持って（やればいい）」とアドバイスを送っていた。