野間の痛恨失策…広島・新井監督かばう「精いっぱいのプレー。何とかしようという姿勢は伝わった」

セ・リーグ   広島2－3ヤクルト （ 2023年4月2日    神宮 ）

＜ヤ・広＞開幕3連敗の新井監督（撮影・長久保　豊）
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　広島は痛いミスが絡み、2日のヤクルト戦に逆転負け。開幕から3連敗となった。広島の開幕3連敗は、1分けを挟んで4連敗を喫した2013年以来となった。

　クローズアップされたのは、2－2で迎えた8回だった。先頭・村上の打球は、右翼フェンス直撃の一打。ジャンプして捕球を試みた野間も届かず、クッションボールを処理しようとした瞬間だった。ボールが手にづかず、ファンブルすると、足を滑らせて転倒。片膝をついた無理な体勢で送球しようとしたが、中継プレーで野手のいない一塁方向へ転々と転がり、この間に村上の本塁帰還（記録は二塁打と失策）を許してしまう痛いミスで決勝点を献上した。

　新井監督は、野間の失策に「精いっぱいのプレー。何とかしようという姿勢は伝わった」とかばった。また、開幕から2戦連続零敗だった打線については、秋山、デビッドソンに打点が付くなど上向き気配で「各打者の力みは取れてきていると思う」と前向きに説明していた。