花巻東、涙の準V　創部4年目で決勝進出の躍進、大谷翔平らOBが支援　男子野球部も大声援で後押し

第24回全国高等学校女子硬式野球選抜大会　決勝   花巻東0－6神戸弘陵 （ 2023年4月2日    東京D ）

高校女子硬式野球決勝＜花巻東・神戸弘陵＞惜しくも準優勝に終わり涙ながらにあいさつする佐々木（左から4人目）ら花巻東ナイン（撮影・村上　大輔）
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　初の決勝進出となった花巻東は、神戸弘陵に0－6で敗れ、初優勝はならなかった。

　男子野球部なども応援に駆け付け、大声援が後押しした。7回1死まで無安打も、7回に2安打して食い下がったが及ばず。ナインは涙を流して悔しがった。それでも2020年4月創部から4年目で全国大会決勝に進出。堂々の準優勝だ。

　創部時には、同校OBのメジャーリーガーも続々とバックアップ。エンゼルス・大谷翔平投手からは「何かサポートできることはないですか」と打診があり、打撃マシンの寄贈を受けた。

　また、当時マリナーズに所属し、現ブルージェイズの菊池雄星投手は練習球10ダースや枕、マットレスを寄贈。トレーナー2人も派遣し、トレーニング指導やケアを支援した。その際には「男子と女子、どちらが先に日本一の優勝旗を岩手に持って帰ってくるのか、今から楽しみにしています」とメッセージを寄せていた。