巨人・大勢 圧巻の凱旋登板 登板回避の不安払拭 「140試合近く残っている。チームの力になれたら」

[ 2023年4月2日 18:13 ]

セ・リーグ   巨人3―2中日 ( 2023年4月2日    東京D )

巨人・大勢
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圧巻の投球でG党を安心させた。右手のマメによる影響とみられ、前日はベンチ入りからも外れていた巨人・大勢が9回に今季初登板。最速157キロの直球と、鋭く落ちるフォークで3者凡退に抑え「無事にマウンドに上がることができて良かった」と話した。

 開幕戦はベンチ入りも、1点リードの9回に登板せず、チームは逆転負けし「責任を感じていた。セーブシチュエーションで自分が立っていないのは悔しい気持ちはあった」。開幕から登板する準備を進める中で「シーズン長いというのもあり、今後返してくれたらいいからと言われた」と大事を取ったことを明かし「140試合近く残っている。チームの力になれたら」と見据えた。

 WBCでは決勝の米国戦など、4試合に登板し無失点で世界一に貢献。絶対的守護神の待ちに待った凱旋登板に、東京ドームは大歓声が起きた。昨季は被打率・180ながら、左打者に6本塁打を浴びており、左を並べてくることは想定済み。内容は秘密としながらも「大谷さんにも左打者対策を聞いていた」と左打者3人をモノともせず、今季初セーブを挙げた。

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