オリ　新戦力・森に注目！リーグ屈指の投手陣支える扇の要　WBCよりチームに慣れることを優先

オリックス・森（撮影・後藤　正志）
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　プロ野球は2月1日に11球団（西武は同6日）が沖縄、宮崎両県でキャンプインを迎える。

　リーグ3連覇を狙うオリックスのキーマンは西武からFA移籍した森だ。吉田正が抜けた穴を埋める打者としての期待も大きいが、もっと重要なのはリーグ屈指の強力布陣をリードする捕手としての役割。本人も十分に理解しており、「2、3月は自分にとって一番大事な時期。チームに残るべきだと思うし、その中でいろいろコミュニケーションを取ってチームの一員になれるように頑張っていきたい」とWBCに出場せず、チームを優先することを決めた。

　同じAグループに入ったエースの山本、宮城、宇田川はWBC出場で2月中旬にはチームを離れる見込みで、キャンプ序盤のブルペンやグラウンドで積極的に声をかける姿が見られそうだ。

　Bグループでは昨年、打撃不振で苦しんだ杉本やT―岡田の巻き返しへ向けた練習に注目。ドラフト1位の即戦力左腕・曽谷（白鴎大）ら新人も全員、Bグループとなり、こちらも目が離せない。